■ 日本行動科学学会ニューズレターバックナンバー
2014年度 No.4 (2014年10月発行)
1. メール配信の開始について
2. 第22回日本行動科学学会年次大会のご報告
3. 事務局からのご報告
4. 第31回ウィンターカンファレンスの開催について
5. 編集委員会からの報告
6. ホームページ掲載情報の募集
7. 事務局からのお願い
8. ダウンロード
(事務局長 田中芳幸 ・ 広報委員会委員長 柳井 修一)
2014年8月発行のニューズレターNo.2でお知らせをした通り、事務局と広報委員会が中心となりメーリングリストの作成を進めて参りました。サーバの安定性、メーリングリストの正常動作が確認できましたので、
今回のニューズレターから予定通りメール配信を開始いたします。学会事務局へメールアドレスの登録がされていない会員、またメールアドレスが無効の会員へは、従来通り郵送にてニューズレターをお届けいたします。
今後重要なお知らせをメールで送る場合もありますので、学会事務局へメールアドレスの登録をお願いいたします。また、メールアドレスを含め住所、所属等が変更になった場合は、速やかに学会事務局までご連絡ください。
登録情報変更や退会のための書式は、学会ホームページ(http://www.jabs.jp/application.html)よりダウンロードすることができます。
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2. 第22回日本行動科学学会年次大会のご報告
(大会長 坂本敏郎・京都橘大学)
今年度の年次大会は、京都橘大学健康科学部でお世話させて頂きました。例年どおり日本心理学会の前日(9月9日)に開催し、約30名の先生方にご参加頂きました。
お忙しいところ、京都山科の本学キャンパスまでお越し下さり、ありがとうございました。
大会のテーマは『基礎から臨床、動物からヒトまで』という幅広いもので、6名の先生方にご講演を頂きました。津田会長には、行動科学の今後の展開について、
医療保健分野との協働をテーマにお話し頂きました。招待講演として、金沢大学の谷内通先生にワーキングメモリ過程と概念学習について、比較心理学の立場からご講演頂きました。
若手シンポジウムでは、4人の先生方に最新の研究成果をご発表頂きました。動物の行動解析、ヒトの表情解析、肥満治療への医療介入、ヒトの脳の画像解析といった興味深いテーマが並び、
フロアの先生方からのご質問も活発になされ、有意義な議論が交わされました。学会事務局、拡大運営委員会はじめとする多くの先生方のご支援のもと、無事年次大会を開催することができました。
深くお礼申し上げます。ありがとうございました。
【大会プログラムの概要】
■会長特別講演
『行動科学の新たな展開』
津田 彰 (久留米大学文学部心理学科)
■招待講演
『世界について考え、意味を認める心の起源−ワーキングメモリ過程と概念学習の比較心理学−』
谷内 通 (金沢大学 人間社会研究域人間科学系)
■若手シンポジウム
『ラットにおける空間記憶の「忘却」とNMDA受容体』
篠原 恵介 (同志社大学大学院 心理学研究科)
『他者への信頼が表情表出におよぼす影響−顔面筋電図を用いた検討−』
藤村 友美 (産業技術総合研究所ヒューマンライフテクノロジー研究部門)
『肥満治療へのチーム医療介入の実際と治療の一環としてのフォーミュラ食の適用』
中川 明仁1)、木村 穣2)、吉内 佐和子3)、松島 典子2)、宮内 拓史2)、馬場 天信4)、佐藤 豪5)
(京都橘大学健康科学部1)、関西医科大学附属枚方病院健康科学センター2)、関西医科大学附属枚方病院栄養管理部3)、追手門学院大学心理学部4)、同志社大学心理学部5))
『ヒトの行動発現を支える脳内神経機構−Default mode networkの視点から−』
大杉 紘徳 (京都橘大学健康科学部)

津田彰先生の会長特別講演

谷内通先生の招待講演
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3. 事務局からのご報告
(事務局長 田中芳幸)
2014年度 第1回拡大運営委員会について
年次大会に先立ちまして、2014年9月9日に今年度第1回の拡大運営委員会が開催されました。年度当初よりメールを用いての会議は頻繁になされてきましたが、
津田彰会長2期目の役員体制となって初の対面での会議でした。審議事項は多くはなかったのですが、大きな議案として、次年度以降の年次大会日程の組み方に対する基本方針について検討がなされました。
これまで本学会の年次大会は、日本心理学会大会の開催地域でその前日に開催することが慣例となっておりました。このことにより、日本心理学会にも所属する会員が多い本会会員の皆様が、全国各地で開催される年次大会に参加しやすいというメリットがありました。
しかしながら近年、日本心理学会大会の前日に日本心理学会会員集会が開催されるようになっています。このため、本会年次大会に出席していただくと日本心理学会会員集会に参加できない、もしくは逆に、本会年次大会への出席を断念していただかざるをえないという会員の方が多数生じている現状があります。
現行の基本方針を維持する、まったく別の日程を考慮する、など様々に議論されましたが、現状、本学会の年次大会を日本心理学会大会の翌日に設定するということを第一案として考慮していくことで・ワとまりました。2015年度の年次大会は、9月25日金曜日に名古屋にて、ということになります。この2015年度大会における会員の皆様へのメリットとデメリットを考慮しつつ、その後の大会について検討を重ねていくことになります。
本件含めまして、役員一同、会員の先生方にとって少しでも魅力のある学会にしていこうと考えながら様々な議論をしております。ご意見等ございましたら、是非とも各地区の運営委員等を通じてお寄せいただけますと幸いです。
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4. 第31回ウィンターカンファレンスの開催について
(大会長 岩田 昇(広島国際大学))
第31回日本行動科学学会ウィンターカンファレンスを担当させていただく岩田でございます。現在までの大会予定につきまして、ご報告申し上げます。
【日時】2015年3月5日(木) 16時(予定)〜6日(金)午前(一般演題により)
【場所】安芸グランドホテル(http://www.akigh.co.jp/)
〒739-0412広島県廿日市市宮島口西1-1-17(海を挟んで宮島に対峙するホテルです)
TEL: 0829-56-0111
【大会プログラム】
<3月5日(木)>
15時30分 受付開始
16時00分 一般演題(募集中)
18時00分 夕食
19時30分 特別講演
平 伸二 教授(福山大学人間文化学部心理学科長)
(ご専門は生理心理学・犯罪心理学で、科学捜査研究所でのご経験なども盛り込んで、現代社会の安全・安心と心理学との接点をご講演いただく予定です)
21時00分 休憩・準備
21時30分(or 22時)「世界遺産ナイトクルージング」(参加人数次第で貸切予定)出航
22時30分 帰航
<3月6日(金)>(第2日目の予定はすべて仮です)
8時30分 拡大運営委員会(朝食を摂りながら)
9時30分 総会
10時00分 一般演題(募集中)
12時過ぎ 終了予定
【御問合先】
岩田 昇(広島国際大学心理科学部臨床心理学科)
〒739-2695 東広島市黒瀬学園台555-36
大学メール iwatan[at]he.hirokoku-u.ac.jp([at]->@)
TEL 0823-70-4919(直通)
FAX 0823-70-4852
一般演題を募集中です・B若手・中堅・それ以上を問いませんので、是非、お申し込み下さい。お待ちしております。
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5.編集委員会からの報告
(編集委員会委員長 坂本敏郎)
無事、53巻1号が発行されました。ご執筆頂いた先生方、ご査読をお願いした先生方、どうもありがとうございました。
次号の発行に向けて、現在1件の論文を受理、3件の論文を審査中です。年次大会の発表について6人の先生方に原稿を依頼しています。
順調に審査、編集作業は進んでおります。皆様、奮ってご投稿下さるようお願いいたします。
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6.ホームページ掲載情報の募集
(広報委員会委員長 柳井 修一)
行動科学学会では、関連する学会やシンポジウムの案内、研究助成公募のお知らせ等をホームページに掲載しております。掲載をご希望の場合、以下の要領で原稿をお送りください。
1. 原稿は電子ファイルのみの受け付けとします。原稿はMS Word (*.doc or *.docx)、rich text (*.rtf)、plain text (*.txt) いずれかの形式で作成し、電子メールで以下の宛先までお送りください。
画像ファイルはjpg、gifのいずれかで、可能な限り圧縮した上で原稿本文とは別のファイルでお送りください(原稿ファイルに埋め込まないでください)。
public@jabs.jp (担当:高瀬堅吉・伏島あゆみ)
2. ホームページから電子ファイルをダウンロードできるようにすることも可能です。電子ファイルのアップロードを希望される場合は、原稿と併せてお送りください。ただし、第三者による電子ファイルの改変・改ざんを防ぐため、
ファイル形式はAdobe pdfのみとします。申込書等、追記を前提とする電子ファイルはこの限りではありません。
3. レイアウトの調整を除き、お送り頂いた原稿はそのまま利用します。内容に誤りが無いことを確認の上、原稿をお送りください。
4. 掲載料は不要ですが、掲載依頼者は原則として学会員である必要があります。
5. 営利目的等、学会ホームページでの公開が不適切な情報の掲載はお断りする場合があります。
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7. 事務局からのお願い
(事務局長 田中 芳幸)
(1)会費納入のお願い
過去未納分も含めた今年度の会費振込用紙を雑誌52(2)へ同封いたしました。学会の活動は会員の会費によって成り立っております。
未納分のある会員の方は、お振込をよろしくお願い申し上げます。振込用紙を紛失された会員の方は下記口座情報をご活用ください。会費は年額4,000円です。
【振込先口座】
ゆうちょ銀行振替口座 00170-5-297639
(他金融機関からの振込用口座番号
〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)当座0297639)
(2) 住所・所属等のご更新のお願い
転居先住所が不明のため、学会誌等が事務局に送り返されてくるケースがあります。住所・所属等を変更された場合は、速やかに事務局までご連絡ください。
学会ホームページ内に、(http://www.jabs.jp/application.html)登録情報変更・退会のための書式が準備されています。ご連絡の際に、ご活用ください。
(3) 所在不明会員の方に対するご伝言のお願い
現在事務局では、下記会員の方と連絡をとることができない状況です。所在をご存知の方がおられましたら、下記の方から事務局宛に住所・所属等をご連絡いただくよう、ご伝言をお願いいたします。
(敬称略)植松芳信/氏森英亞/小川亮/熊井健一郎/坂井明子/佐藤武/中野和郎
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8. ダウンロード
2014年度No.3ニューズレター
※最新版のAdobe Readerでご覧ください。
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発行:日本行動科学学会
〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34
京都橘大学優心館E413(田中研究室)内
日本行動科学学会事務局
jabs.office[at]gmail.com ([at]->@)
編集:広報委員会
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